「スケッチ」が生まれた理由(代表あいさつ)
総務省の調査によると、全国の空き家数は約820万戸。これは総住宅数の13.5%にのぼります。空き家は今後も増え続け、2033年には空き家数2150万戸、実に3戸に1戸が空き家になってしまうという予測もあります。
このように「空き家問題」が深刻化する中、私たちのような解体業者はどうあるべきなのか。これまでのように、建物を解体し、更地にして終わり、でいいのだろうか。私たちには、もっとできることがあるのではないか。
思えばこの疑問は、同じく解体業を営んでいた父の背中を見て、何度も感じていたことでもありました。
過去、解体業・産業廃棄物業には、どこか暗い雰囲気がありました。不法投棄などの問題もあり、世間のイメージも決してよくはなかった。なぜ父はこんな事業をやるのだろう、もっと胸を張ってできる仕事をなぜしないんだろう、子供心にそう思ったことを覚えています。
その後、解体業・産業廃棄物業がどれだけ重要で、どれだけ意義のある仕事かを知った私は、父と同じ道を歩むことになります。だからこそ、私の頭には常に、「この事業の意義をもっとたくさんの人に知ってもらいたい」という思いがあったのです。
それから十数年、くしくも社会は「増え続ける空き家」に頭を抱えています。今こそ私は、何かを始めるべきなのではないか。解体のイメージを変えるような、皆を笑顔にできるような、全く新しいサービスを提供していくべきではないのか。
このような想いがキッカケとなり、「スケッチ」は生まれました。「更地にして終わり」ではなく、「更地にしてから始まる」という、新しい解体のカタチ。
それなら、子どもたちの“居場所”となるような「広場」を作ったらどうだろう。豊かな実りを生み出す「野菜畑」にしてもいい。花壇で囲まれたカワイイ駐車場もいいな。「更地以降」のことを考え始めたら、次々にポジティブなアイデアが浮かんできました。
「スケッチ」を通じて見れば、空き家は“問題”ではなく“希望”です。空き家だった場所から、新しい価値が生まれていく。そのお手伝いをさせてもらえたら、これほど嬉しいことはありません。私たちの提案する新しい解体のカタチが、日本全国に広がり、やがて空き家問題を解決してくれることを願っています。
代表取締役 中島正則
会社概要
会社名 | 株式会社 大中環境 |
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代表取締役 | 中島正則 |
設立 | 2004年2月1日 |
資本金 | 2000万円 |
従業員数 | 20名 |
所在地 | 〒494-0012一宮市明地字山中25番地 |
TEL | 0586-69-1988 |
FAX | 0586-69-1987 |
フリーダイヤル | 0120-530-768 |
事業内容 | 建物解体業 産業廃棄物収集運搬業 土木工事一式・造成工事業 一般廃棄物収集運搬業 地盤調査・改良 産業廃棄物中間処分場 |
グループ会社
会社名 | サン・アール株式会社 |
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所在地 | 〒493-0002 一宮市木曽川町門間字東島海31-2 |
TEL | 0586-48-5538 |
FAX | 0586-85-8538 |
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