こんにちは♪「Sketch」ブログ担当のライター、カジヤマシオリです。
前回に続いてお送りするのは、お茶漬け専門店「ニューヨーク」さん。
おっかなびっくりで注文した、謎の「エレベーター」というメニュー。うわさによるとダジャレで作ったお茶漬けとのことですが、どこにダジャレが隠されているのか分からず…
カジヤマシオリ、ギブアップです。
このままじゃ帰れない。店長の金 贅沢(きん・ぜいたく)さんに、まずはダジャレの種明かしからお願いしました。
「エレベーター」ってどんなお茶漬け?
私がぺろりとたいらげてしまったお茶漬け「エレベーター」。
シンプルな味わいの海苔と昆布のお茶漬けに、やさしい甘さのお揚げとさっぱり大根おろしを加えて楽しむ一品です。
それぞれの要素が絶妙なバランスで合わさっていて、美味しかった!
ではさっそく、ダジャレの種明かしへ。
お茶漬けのごはんに乗せた「海苔」と「昆布」で、「乗り込む」
お茶漬けに足して楽しむ、「お揚げ」と「大根おろし」は、「上げ下ろし」を意味するんだとか。
「乗り込んで、上げ下ろす」から、エレベーターというわけです。
エレベーターには、人が乗り込んで、上へ下へ移動するでしょ?
そして、さりげなく添えてあった、デザートのバナナ。
お茶漬けだけじゃなく、ダジャレをしめくくる上でも必要不可欠な存在です。
このバナナは「そんなバナナ!」という意味合いで用意しているんだとか。確かに、ダジャレの種明かしをしてもらったとき、そんな気持ちになりましたもん。
しっかりと手の込んだダジャレが隠されていて、とても驚きました。私の反応を見て、金さんも「してやったり」な笑顔を浮かべていました。
他のお茶漬けメニューも、このようにダジャレがきいたものばかり。どのようなダジャレがなのかは、実際に味わってからのお楽しみ♪
なんで、ダジャレで考えたお茶漬けメニューを出しているの?
ここからは、金さんにお話ししていただいたことを紹介します。
さすが、面白いお茶漬けメニューの生みの親なだけあって、終始笑わせつづけてくれました。
もともとダジャレ・ギャグが好きだった。頭を使わなきゃボケちゃうもん。
ダジャレで考えたメニューなんて他にないでしょ?
想像できないものを出すから面白いんだよ。お客さんを驚かせたり、観察したりするのも好き。
別れそうなカップル以外は(笑)ダジャレで笑いをとって帰ってもらいたいね。
美味しいお茶漬けメニューを開発するためには、舌をみがくのが必要不可欠だね。とにかく食べて食べて食べまくること。
産地にこだわるより、味に自信のあるお茶漬けを出したいね。
味だけでもダメだし、ダジャレだけでもダメ。だから、とことんこだわってるよ。
お店の名前「ニューヨーク」について
そりゃ、自分がアメリカが好きだから。
ニューヨークは、いわゆる人生のるつぼのような場所。いろんな人がいるんだよ。ピンキリだね。
その雑多な雰囲気がいい。だから、ニューヨーク。
今まで、150以上はメディアに出たかな。数えきれないね。
マンガ雑誌のストーリーになったこともあるよ。メディアに出るのは好きだね。
今後も、ダジャレのきいた新しいメニュー、どんどん作っていきます。
シーズンごとにちょっとずつ、メニューも変わるから。
2人分以上なら、宅配でも送ってあげるから(490円、「鯛吉兆」と「徳川家康」のみ対応。電話問い合わせ要)。
「ニューヨーク」
【住所】愛知県一宮市 真清田1丁目2−1
【営業時間】11:30~13:30、18:00~21:00
【定休日】月曜日・火曜日
【電話】090-1754-2490(要予約)