こんにちは!「Sketch」ブログ担当のライター、カジヤマシオリです。
これまで、一宮でテイクアウトやお取り寄せの情報をたくさん紹介してきました。
ですが、お弁当やテイクアウトばかりじゃ、栄養面が気になる。メニューによっては胃がもたれそう。
でも、毎日しっかり手づくりのごはんも難しい。
共働きならなおさら…今日のごはんの準備を考えると「ヒィイイ」となっている方も多いのではないでしょうか。私もそう。
土日に大量につくりおきをして乗り切るのも無理がある。
そんなとき、一宮やその近郊で
「おうちごはん代行サービス」を展開する
「HAPPY-Weekday」を知りました。
以前取材した「美ママサークル」(現在は活動休止中)のメンバーさんが働いているということで、情報提供が。
あのときの雰囲気から、きっとイキイキ楽しく働けるような環境だろうな。同時に、聞きなれない「おうちごはん代行サービス」も気になって…
代表の岩道 汐璃(いわみち しおり)さんにお話を伺いました。
おうちごはん代行サービス
まず、気になった「おうちごはん代行サービス」について。
お届けするおうちごはんの内容はオーダーメイド。各家庭にあわせた常備菜をお届けするサービスです。
お届け型だから、おうちにおじゃませずおいしいごはんを常備OK。知らない人を家に入れることに抵抗が…という家庭にもうれしいサービスです。
ごはんのメニューを考えるのは、クッキングセイバー(食の救世主)と呼ばれるスタッフさん。丁寧なヒアリングをもとに、各家庭の好みや予算、アレルギーなども把握したうえで考えてくれます。安心のオーダーメイドです。
セイバーさんにもそれぞれ得意なジャンルがあって、知識や個性を活かしたメニューがあるのも魅力ですよ。
さらに、セイバーさんをささえる調理補助担当、配達担当と分業制で、ごはんを届けています。
でも、スタッフさんのことをクッキングセイバーと呼んでいるのはなぜ?
それは、代表の岩道さんが「助けて!」と思った経験があったから。
「HAPPY-Weekday」を始めた理由にもつながっています。
共働きで、家庭と仕事のバランスがうまく取れず…
大学時代、栄養士の資格を取った岩道さん。
卒業してメーカーに就職、2児のママとなり共働きに。仕事は楽しかったけれど、忙しくなると家庭やごはんのことをおろそかにしがちだったのが悩みでした。
インスタント食品やコンビニ弁当で手軽にごはんが食べられる時代な一方で、子どもに食べさせたい料理を毎日作るのは大変だと気づいた岩道さん。共働きで、毎日自分の料理を食べさせるのは無理!と余裕がなくなったそう。
もういっぱいいっぱいで、「誰か助けて!」という気持ちに…
余裕がないときに、家庭のことを考えて、食事を用意してくれる人は救世主だと思った経験が、おうちごはん代行サービスを始めるきっかけになったのです。
そして、食の救世主=クッキングセイバーと呼ぶように。
おうちごはんはここでつくられている!
おうちごはんをつくる現場も見学しました。入口に立つといいにおい…!
この日、キッチンには2人。今は3人立つといっぱいな広さですが、今後はスペースを広くしたいそう。
「今日は少ないほうです~」と岩道さん、ですが大量のケースがスタンバイ。
一度に複数の家庭のおうちごはんをつくるとなれば、ね。
多いときには1日に10件くらいの家庭を担当することも。
おいしそうな主菜・副菜がケースへ。中央のにんじんと塩昆布のナムルに惹かれました…
透明なケースにはひとつひとつ、メニュー名を書いたテープを貼っています。
たくさんの家庭に届けられるつくりおきが、このスペースで生まれていたことに驚きました。
一宮市近郊の家庭に、オーダーメイドでおいしいおうちごはんをお届けする「HAPPY-Weekday」は…
代表の岩道さんが経験した「助けて!」から始まったサービスでした。
こういうサービスに頼ることができたら、心にも時間にも余裕がもてそうです。
取材はとても楽しくて、つい時間を忘れてしまいました…
前編だけじゃ書ききれなかった、サービスの今後やお客様の声など、後編に続きます。