こんにちは!「Sketch」ブログ担当のライター、カジヤマシオリです。
令和元年、5月26日に一宮・萩原商店街で開催された「全国選抜チンドン祭り」を取材しました。
全国から集まったチンドン屋が、コンクールで腕をきそうイベントです。
生まれて初めて目にしたチンドン屋に、夢中でシャッターを切り続けました。午後に行われる表彰式がとっても楽しみ!!
そういえばこの日、まだ5月なのに最高気温30度越え!
冷蔵庫でしっかり冷やしたジンジャーエールを持参しましたが、昼過ぎにはぬる~くなっててちょっとショックでした(笑)
12時過ぎ、総勢20のチンドン屋パフォーマンスを堪能したあと。
涼しさを求め「Sketch」で取材したことのある、喫茶店「明楽時運 萩原店」へ向かいました。
珈琲屋 明楽時運 萩原店《前編「腰を据えて楽しむお得なモーニング」》
私と同じようにチンドン屋を見た後のお客さんで、ゆったりな雰囲気ながらもほぼ満席。
レモンスカッシュで、ほてったカラダをのーんびりとクールダウンさせていたら…

店の外から、にぎやかな鐘と太鼓の音が。窓の外を見ると、駐車場でチンドン屋が演奏を始めました。
お客さんやスタッフさんも、陽気な掛け声につられお店の外へ。
さっきのステージよりも、チンドン屋を近くで見れてとっても嬉しくなりました。

うだるような暑さの中、みなさんお疲れ様です!!
「全国選抜チンドン祭り」では、チンドン屋以外にもパフォーマンスが行われました。
阿波踊りに大道芸、琉球エイサー太鼓など…
コンクール表彰式を待つ間も、萩原商店街で楽しく過ごしました。

チンドンコンクール表彰式は、15時半過ぎから。

表彰式には、一宮市観光協会賞、市長賞、そして最優秀賞に値する県知事賞など、7つの賞が用意されました。
観客のみなさん、推し(お気に入り)のチンドン屋さんがいるみたい。推しのチンドン屋が表彰されると「おめでとう!!」「よっ!」と声をかけていました。
6つの賞の授与が行われたあと、いよいよ
最優秀賞となる「県知事賞」の発表です。
受賞したチンドン屋は…
「宮崎花ふぶき一座」でした!

今の気持ちを聞かれて「大阪でチンドン屋をはじめて22年、宮崎の仲間と参加して、このような賞をいただけて…」と言葉をつまらせていたのが印象的。
こっちまでウルっときました。おめでとうございます!

最後は各チンドン屋が、演奏しながら愉快に退場していきました。
人々を笑顔にするような演奏をありがとう!

「全国選抜チンドン祭り」を取材して、一日中萩原の街で過ごして…
何十年も親しまれているイベントを実際に取材できたのは、とても特別な体験だったなあと。以前取材した萩原商店街とはまた違った雰囲気がありました。だって、1日に約2万人もの人出があったんだもんね。
あと、チンドン屋さんを見ると幸せになれそうな感じがしました。初めて見たから?それとも「普段は見れないもの」っていうイメージだから?そんな言い伝えはないはずなのに、ね。
今までの私みたく「まだ行ったことがない!」というのなら、それはちょっともったいない。
毎年10月には「素人チンドン祭り」が、同じく萩原商店街で開催されています。
「全国選抜チンドン祭り」とは、また違う雰囲気のイベントになるのではないかと今からワクワクしています!気になる方は、萩原商店街のフェイスブック等をチェックしてみては?