こんにちは!「Sketch」ブログ担当のライター、カジヤマシオリです。
一宮の人を取材するとき、余談で「おすすめの人やイベントってありますか?」と話していると
「萩原商店街で、5月にチンドン屋が全国から集まるイベントがあるよ!え、行ったことないの!?」という答えをチラホラ聞くことがあり。
以前、萩原商店街を取材したときはとくにそうだったかも。
カジヤマシオリ、はじめての萩原商店街さんぽ《前編「ディープで面白い」》
実は生まれて26年間、チンドン屋を見たことがありません。
今まで架空のものだと思っていました(なぜかブレーメンの音楽隊が頭の中に出てくる…)。
チンドン屋…派手な衣装で太鼓や鐘、楽器を演奏しながら、
その地域にあるお店や商品を宣伝して練り歩く広告業のこと。
チンドン屋がりっぱな広告業のひとつだって、初めて知りました!意外!
あの萩原商店街に、チンドン屋がたくさん集まったらどうなるのかな?
とわくわくしながら、5月26日に行われた「全国選抜チンドン祭り」を取材してきました♪
萩原商店街の「全国選抜チンドン祭」は、今回で第53回を迎えるイベントです。
全国各地から集まった20のチンドン屋が、ステージ上で腕をきそいます。その後は商店街を練り歩く総合パレードや、表彰式も!
午前11時ごろ、まずはチンドン屋のパフォーマンスを見たくて、商店街の中ほどにある中央会場へ向かいました。
商店街は車両通行止めで歩行者天国。家族連れや一眼レフを持った人でいっぱい!
こんなに人が集まってると、期待が高まります。
中央会場に着くと、すでにチンドン屋のパフォーマンスで大盛り上がり!
会場の後ろで立ち見の人も大勢います。
カラフルで個性的な衣装、後ろから見ていてもすっごく映えますね。
どのチンドン屋も3人一組で、パフォーマンスの持ち時間は4分間。それぞれ、萩原にあるお店や一宮の団体がスポンサーについています。
チンドン屋だから、演奏や口上はもちろん、スポンサーを楽しく宣伝するのも「腕」の見せ所です。宣伝がスポンサーに合っているか?というのも、このあとの表彰式の結果に影響してきます。
愉快なパフォーマンスを通して、スポンサーを魅力的に宣伝。今まで知らなかったお店や団体のことを知れました。
軽快な元気な掛け声に、お客さんもみんな大笑い!
ときどき時事ネタやモノマネをはさんだり、手拍子で盛り上げたりして。
私も取材でやって来たはずなのに、ずっと笑顔でカメラを向けてました。
12時半過ぎに、全20のチンドン屋のステージが終了。
それぞれ数分の持ち時間に、全力のパフォーマンスがてんこ盛り。とっても見応えがありました!
「あ、次のステージのチンドン屋パフォーマンスまで、時間あるじゃん」とイベントスケジュールを確認。中央広場での表彰式は15時半ごろから、とのこと…
萩原商店街を歩いて、もっとにぎわいを感じることにしました。
以前「Sketch」で取材した「後藤荒物店」を通りすがると、
たくさん商店街のことを話してくれた後藤さんが、若い人に昭和レトロな商品を紹介する姿がありました。
そういや後藤さんも「昔は人がいっぱい歩いていたのよ、肩が触れ合うくらいにね」と言ってた。今日ぐらいに人が行き交ってたのかな。
後藤荒物店《1.「あらものてん、って?」》
後編では、チンドン祭りの間に歩いた萩原のことをちょっと紹介して…
チンドンコンクール表彰式の様子を、お伝えします!