こんにちは。「Sketch」ブログ担当のライター、カジヤマシオリです。
萩原商店街をふらっと散策しようと思って、名鉄一宮駅から名鉄尾西線で向かった萩原駅。
私をここまで導いたのは、編集長の「萩原商店街、ディープで面白いですよ」というひと声だけ。
乗ってきた赤い電車を、しっかり見送ってから。
知らない街の散策、時間もあるしもうちょっと足をのばしてみよう!
と、商店街とは反対の南向きに歩いてみました。
何かを見つけるまで、時間が許すまで、ただひたすら歩いていこう。
まだ一宮市について、知らないことばかりの私には、こうやって手探りでやっていくのがちょうどよい。
何もめぼしいものがなくたって、それもまた思い出や経験のひとつになる。
はじめて訪れた街をあてもなく歩いてみたら、いったいどこにたどり着いたのか?
ぜひ、最後までお付き合いくださいね。
ネコの額ほどのスペースにあった「パンダ」
イヤホンから流れるお気に入りの洋楽をおともに。
線路沿いを南へ向かって歩いていくと、左側に見えた、小さな公園。
公園の形は、三角形。そこにブランコと、鉄棒と、ベンチと、パンダ。
私が幼少時代によく遊んでいたような雰囲気の場所です。
広くはなくても、限られたスペースを有効活用していると考えれば、「Sketch」のコンセプトと通ずるものがあるなと。
1ヵ月前に訪れた「Sketch」広場の風景を、自然と思い出しました。
とくに、印象的だったのがこのパンダ。
正面はちゃんとパンダの形ですが、表情は二日酔いや徹夜明けのときの私によく似てるな~と思いました(笑)
横から見るとこんな感じ。足と手の部分はなんとなく把握できるけど…
なんだろう、とっても「ゆるい」です。フォルムや塗装を見てみると、塗装を変えればパンダ以外の動物にもできるように作られたのかな?とも。
パンダの背にまたがり、頭から生えてるオレンジの輪っかをもって、前後や左右にうごうごする遊具。パンダ以外に仲間がいなくて、どこか哀愁が漂っていました。
ここまで来たら、なんだかアートのような味わい。
おうちに帰ってグーグルマップで確認してみると「萩原苑ちびっ子広場」という名前がついていました。また違う日に通りすがれば、子どもたちの遊び声が聞こえるような場所だったのかな。
ちょっと懐かしい気持ちになりつつも、やはりあのパンダが気になる…。
パンダの表情が脳裏に焼き付いている。でも、あのパンダだけじゃネタにならない。
さらに、線路沿いを南向きに歩く。
すると、以前「リニューアルオープン祭」にSketchも参加した、平安会館の萩原斎場が見えました。
(とてもスタイリッシュな建物と、広々とした駐車場の斎場です)
外観をしっかり見てみようと思って、斎場の面した県道沿いをずっと歩くことに。
県道沿いには、田んぼや住宅が並んでいます。
うろこ雲を見上げながら歩いていくと、こんな標識が出てきました
【萬葉公園
戸苅・築込→
←高松分園】
この近くに「萬葉公園」があるってこと。
左右にやじるしがあったので、その場できょろきょろしてみると…
右側は東海道新幹線の高架下でしたが、左側には高松分園のようなものが見えました。
分園。同じ名前の公園なのに、離れた場所に分園を作っちゃうなんて。ふたつにわかれた公園だなんて、知らなかった。
「萬葉公園」まずは高松分園へ
数百メートル歩いてたどり着いた高松分園には…
大きな池がいくつかと、花壇のような囲いがいくつか。その間に歩道スペースがありました。
さっき見かけた公園よりも広いけど、こっちは子どもたちが走り回ること前提で作られてないみたいですね。
高松分園をもう少し散策してから、戸苅・築込にある萬葉公園にも行ってみよう。
もう少し、あてのない時間にお付き合いください。