こんにちは!「Sketch」ブログ担当のライター、カジヤマシオリです。
これまで大中環境社員インタビューを掲載してきましたが、職種や入社何年目かによって考えていることや大切にしていることも違う。
改めて、社員インタビューの面白みと難しさを感じています。
今週も社員インタビューの更新です。
工務部の部長、竹内さんです!
竹内豊(たけうちゆたか)

大中環境の工務部で、解体工事現場での施工管理を担当。まさに、縁の下の力持ち!
休みの日は子どもと遊んで過ごす。
がんばってきたから見れた、会社の成長
―竹内さんは、入社何年目ぐらいですか?工務部の部長だし、入社してから長いとは思うんですが。
竹内さん「もう入社して8、9年目ですよ。会社の中でも社歴が長いほうですよね。工務部自体は3年目くらいです。施工管理の仕事自体はそれよりも前からありましたけど、現場数もそんなに多くなかったので、自分ひとりでやっていた時期もありますよ。1年くらい?」
―ひとりでやってたんだ…
竹内さん「でもひとりじゃムリだなあと。現場工事の着工タイミングで必ず立ち会うようにしていますが、同じ時期に着工が重なるともう忙しくて忙しくて…営業さんに相談してやってもらうこともあります」
―それは忙しそうです。連休明けとか。今まで、入社して数年の社員さんにお話を聞くことが多かったので、昔の話はあんまり聞いたことなかったかもしれません。
竹内さん「入社当時はまだ会社規模も小さくて…今のような社会保険や厚生年金などの、大切な保障類は何も整ってませんでした。でも、事業も大きくなって制度も整って、社員も増えて。会社が成長できているのは、大変なときも自分たちががんばってきたからなんだなとしみじみ思います。嬉しいですよ。今はそう思えます」
―長く働いている社員さんならではの嬉しさというか。
竹内さん「はい。働き方改革もありましたし、会社としてしっかりしようぜ!と前向きにやっているのを感じます。会社の法定休日もありますから、休みの日はちゃんと息抜きができています。うちの会社は、そういう面に関してはすごいなと思うんです」
正直向いてない。それでもがんばるのは…

―工務部ができて3年目なんですね。仕事って面白いですか?
竹内さん「面白い…?うーん。だって、本音をいうと、僕は工務には向いていないと思うんです」
―今も向いてないと思うんですか?
竹内さん「はい。いただくお叱りの声の中には、誰が聞いてもおかしいというか、理不尽だと感じるものもないわけではなくて。そういう案件に出会うと、僕自身が耐えられないんですよ…仕事の立場上、きちんと対応しなきゃいけないけど。『それはおかしいやろ!』とつい反論したくなる自分がいます。しんどくなります」
―仕事だから仕方ないとはいえ、実はつらい、と。
竹内さん「道理にかなったお叱りの声はとことん対応しなきゃと思う。でも、会社のためには道理にそぐわないお叱りの声にもとことん対応しなきゃいけない。そういう状況か重なるともうしんどいです!だから僕にとって、天職ではないかもしれません」
―天職か。天職じゃないとわかっていても、なんでがんばるんですか?
竹内さん「わかってはいるけど、自分にとってしんどい状況を乗り切って、会社も大きくなっていく様子を今まで見てきているので、よかったなあって思えるんです。面白さではなくとも、達成感ですね。よくがんばったな、自分!って」
―長年会社にいる人ならではのとらえ方、なのかもしれません。
お客様も、近隣の方々も大切に
―天職ではないと思っているようですが、工務部の仕事をするうえで大切にしていることはありますか?
竹内さん「解体工事は、近隣の方々に必ずご迷惑をおかけする仕事だと思います。だからこそ気を付けることはいっぱいある。会社としての対応のまずさを理由に、お客様と近隣の方々がぎくしゃくしてしまうのは嫌です。近隣の方々とぎくしゃくしてしまうと、お客様の生活も苦痛になるでしょうし。だからとことん気を付けています」
―だから、近隣の方々とのコミュニケーションを大切にしなきゃいけないんですね。
竹内さん「はい。近隣の方々を大切にしているからこそ、嬉しいこともあって。現場の近隣の方で、いまでもお付き合いのある方がいます。最初はお叱りの声に対応したことがきっかけでしたが、真摯に対応していくうちに打ち解け合ったというか。決して多くはないですが、嬉しいんです」
あとがき

入社してから長い社員ならではの話がたくさん聞けたインタビューでした。
最近でこそ若い社員も増えている会社ですが、長くがんばってきた社員のことも気になっていましたから…
後編は、もっと竹内さんの人柄が見えるような内容をお届けします!お楽しみに。