こんにちは!「Sketch」ブログ担当のライター、カジヤマシオリです。

私が約2年越しに、楽しみにしていたイベント。

「クラシックライブ」が1月22日に開催されました!

わくわくしながら会場の野田塾一宮校さんへ。会場にいる観客の半分以上が子どもという、クラシックではなかなか目にできない光景。オンラインでも同時開催しました。

大騒ぎだった子どもたちも、開始とともに集中して聞き入っていました。

テレビでも聴くことのあるあの名曲や、ユニークなアレンジのきいたあの曲まで。

バイオリンとピアノの音色が、塾の一室に響き渡ります。

前編でも、その様子をご紹介しましたが…

1時間のライブは佳境に入り、いよいよ最後の曲に。

後編も引き続き、ご紹介します。

さて。

最期の曲は「ルーマニア民族舞曲」でした。いろんな踊りの曲が組み合わさった一連の曲です。

関係ないけど、ルーマニアって素敵な国ですよね…ルーマニア語圏のモルドバなら行ったことがありまして…とルーマニアに思いを馳せながら。

おだやかに曲が始まったと思ったら、跳ねるようなピチカート奏法のバイオリン。軽やかなステップのようなメロディ。するとかすれたようなバイオリンと眠るようなピアノの音。魂をゆさぶるような情熱的なメロディに変わっていって、また駆け抜けるようなテンポへと。

めまぐるしく移り変わる曲調を楽しみました。

これでいちおう、プログラムはおしまいなのですが…

アンコールも用意されていました。

アンコールに用意された曲は、いわゆる酒場の曲。最後まで、バイオリンとピアノの音色に酔いしれる時間でした。楽しかった…

終了後、演奏家のおふたりに質疑応答の時間。

バイオリンは波馬朝加さん、ピアノはふらんちぇすかさん

「2人で演奏を合わせるのにどのくらい時間を?」と言う質問がありましたが、今回は2時間くらいだったそうです。事前に個々でやっておいたうえで、プログラム編成や合わせるのは2時間くらいで。共通の持ち曲がいくつもある2人ならではですよね。

足でタブレット端末のページを切り替えるシステムを実演。私もほしい

また「途中でやめたくなったことは?」という質問も。

バイオリンを演奏した波馬さんは、今のうちにやめたほうがいいんじゃないか、と1年くらいやめた時期もあるものの、ステージに戻りたいと思うようになってからはやめたくなったことはなくなったそうです。

ピアノを演奏したふらんちぇすかさんは、もともと負けず嫌いでそう思ったことはない、と話していました。

昔ピアノ教室に通っていた私。何回もやめようと思ったことはあるし、正直あまり真剣にやってなくて、中学卒業と同時にやめたのですが…

昨年3月、15年ぶりにピアノを弾くのを再開しました。そういう人も多いはずです。久しぶりに弾くともう難しいけど楽しいんですよね。

途中、休憩ははさまず約1時間のクラシックライブ。眠たくならない、退屈しないちょうどよい時間で(大人にとっては)終了しました。「これで終わりだよね」と1曲終わるごとにママに聞いている子どもも中にはいましたが、まあ、クラシックライブではご愛嬌。

子ども大歓迎、そういう雰囲気です。

もちろんじっとできない子もいるのは仕方ないのですが、演奏がスタートすると大半の子どもが集中して演奏に聞き入っていてびっくりしました。

大人たちがそういう雰囲気だからでしょうか。やはり本物を聴くってすごい貴重な体験なんだな…

特にクラシックのコンサートって、子どもは入れないものばかりだと思います。

「子どもがいるとクラシックは聴きにいけない」「子どもにもクラシックを聴かせたい」という家族にはぴったりなイベントです。

ちなみにこのクラシックライブ、野田塾さんにとっては2つの挑戦が。今回は、地元の企業である大中環境との共催です。

もうひとつはオンラインでの同時開催。どちらも初めての試み、無事、終了してよかったです。

まだまだ厳しい状況は続くけれど、また開催されたらいいなあ…と願っています。

クラシックライブの様子はケーブルテレビICCにて紹介されました。1月24日からYouTubeでも1週間くらい配信されているので、よかったらご覧ください。

https://www.youtube.com/channel/UCVW1zR3hbNmNeXQiQprPYcw

今回のクラシックライブの演奏者さん

バイオリン:波馬朝加さん(https://hamaasaka.crayonsite.com/)

ピアノ:ふらんちぇすかさん