こんにちは!「Sketch」ブログ担当のライター、カジヤマシオリです。
2019年の10月10日より、一宮市のあちこちで行わている「第4回一宮まちゼミ」。
一宮まちゼミとは―
一宮のお店や企業の人が講師となり、「ならでは」な知識や情報を教えてもらえるミニ講座のこと。
一宮商工会議所が、市内の会員事業所とより多くの消費者を結び付けるべく開催しています。
11月末までに、なんと全71講座が開催。
参加費は無料(材料費のみ)とお値打ちです。何か新しいことに挑戦したい人にはうってつけ!
(詳しくは「一宮まちゼミ」チラシPDFをご覧ください)
おもしろそうな講座がいっぱい!一宮でがんばっている人はこんなにいるんだ…
興味のあるものがいくつかあったので、私も講座に参加してみることになりました。
その様子を「Sketch」ブログでも紹介します。
今回は、10月18日に「尾張一宮香物 三井宮蔵(みついみやのくら)」さんで体験した、
酒粕漬けづくりの様子をご覧ください!
講座の会場は、一宮市三ツ井にある三井宮蔵本店。
たくさんのお漬物に囲まれて、酒粕漬けづくりスタート!
この日の参加者は、私を含め6人。
まずは、三井宮蔵の漬物について、講師・支配人の野々垣さんからお話が。
三井宮蔵は日本有数の大きな工場を持つお漬物屋さん。とにかく手間ひまかけてこだわった漬物が自慢です。手間ひまかけて長く漬け、漬物のやさしい味を引き出しています。
また、おうちでお漬物を作りたい人のために、酒粕も販売!
講師の野々垣さんは、入社20年以上の漬物のプロ。
漬物づくりの知識や技術を身に着けた証として、漬物製造管理士の資格証を見せてもらいました。
(そんな資格があること、知らなかった…)
次に、漬物はどのようなプロセスを経て漬物になるのか?をお勉強しました。
漬物が「漬かる」には、食材から水分が出ていくという流れが必要…という漬物の原理から、食材を漬物にする利点、製造工程まで、目からうろこの漬物の話ばかりでした。
野菜の水分を出すのは、腐らないようにするためにも大切なんです。
その後は、三井宮蔵自慢の酒粕漬け・味噌漬けを試食。
恥ずかしながら生まれて初めての酒粕漬けでしたが、思っていたよりも甘くて辛みはまろやかでした。もちろん美味しくて、自分で漬けてみるのが楽しみになりました!
漬物の世界にしっかり漬かった?ところで、お待ちかねの酒粕漬けづくり体験へ!
おうちでも簡単にできる酒粕漬けの作り方を学びました。
はじめての酒粕漬けづくりにドキドキ!
酒粕漬けに必要なきゅうり・酒粕・手ぶくろ・キッチンペーパー・タッパーはぜんぶ三井宮蔵さんが用意してくれたものです。
私が用意したのはエプロンと材料費500円だけ。手ぶらで気軽に参加できる講座が多いのも、まちゼミのいいところです!はじめてでも挑戦しやすいですね。
まずは、ビニール袋と塩と酒粕と食材があればすぐにできちゃう酒粕漬けづくりから。
きゅうりを手に取り、塩を入れ、しっかりともみこみます。
力いっぱいにぎにぎすると、握力できゅうりが粉々になっちゃうので、ほどよい強さで。きゅうりの水分を出しておき、食材を腐らないようにするための行程ですね。
これがなかなかの手間ですが、美味しい酒粕漬けには欠かせません。
とはいえ、すぐに水分がたくさん出てくるわけではないので…もみこんでいる間は酒粕漬けについての説明に耳をかたむけます。
愛情をこめてきゅうりをもみつつも、美味しい酒粕漬けのコツを聞き漏らすまいとみなさん真剣です!
酒粕漬けづくりはまだまだ続きますので、完成は後編をご覧ください♡
後編では、もっと手間ひまかけた酒粕漬けづくりのことや、三井宮蔵の美味しい漬物のことをたっぷり紹介します!