こんにちは!「Sketch」ブログ担当のライター、カジヤマシオリです。
最近の一宮駅…

通りすがりに弾けるピアノや、
トリックアートが置かれたり、
イルミネーションの準備が始まったりして。
何か変化に気づけると、ちょっぴりうれしいですね。
2~3ヶ月前には、一宮駅構内でこんなオブジェの設置も始まりました。

未来へ紡ぐ~PRAY to ORIZURU~
未来へ紡ぐ~PRAY to ORIZURU~
この木枠。
色鮮やかな折り鶴を飾りつけたフォトスポットです。
市民から募った折り鶴を展示しています。なるほど、市民も参加できるフォトスポットですね。

オブジェの中はこんな感じ。カラフルですね。
折り鶴とともに、一宮市民の願い事も飾られています。
こんな時ならではの願い事も多く見られました。

さて、この折り鶴。
市民が折ったものを募っています。まだまだ始まったばかりで、折り鶴の募集は2021年の6月20日まで、展示は7月下旬まで(予定)です。
募った折り鶴は、期間中のどこかで飾ります。なるほど、1年近く展示されるんですね。
ということで!「Sketch」ブログの面々も折ってみました!

広島出身のワタクシ。
広島県民は折り鶴が折れて当たり前ですよね?
というのも、広島県内の小学校では、社会見学の行き先は平和祈念公園(広島市)が定番。
その際に、学校で折り鶴を折る時間があったはず。毎年、社会見学シーズンが来ると全校生徒みんなで折ってたなあ。
折ったやつをまとめて、4年生が社会見学で原爆の子の像に献納するんです。これが恒例。得意な子もそうでない子も、ひたすら折りました。
なので、あれから20年近く経ちますが、今でもスムーズかつきれいに折り鶴を折れますよ。
2年以上前、東ヨーロッパの国・モルドバを旅したときも、現地の子どもたちに折り方をレクチャーした経験が。
日本の文化のひとつを、簡単かつ一緒に楽しむには一番の方法でした。
折り紙の文化のない人々に教えるのは苦戦しましたが、喜んでもらえたと思います。
そんな私にはうってつけのイベントかもしれませんね。

せっかくなので、広報担当氏の力も借りました。
広報担当氏も、折り鶴はウン十年ぶりだそうな。
「タキヤ」でパスタを待ちながら、忘れていた折り方をレクチャーしました。
何回か折ったことあるとはいえ、ウン十年ぶりとなると、苦戦しております。
がんばってもらいました。

完成☆彡
この完成したのをどうするかというと…
一宮市内に設置された、専用の回収ボックスへ持って行きます。

すでに段ボールの中には、折り鶴がどっさり。
用紙に指定はないので、とってもカラフルで盛りだくさんな印象でした。
袋や箱につめて、そのまま持参した方もいるみたい。
数こそ多くはないけれど、あのオブジェの中のひとつになると思うと、なんかうれしくなりました。
厳密には、私も広報担当氏も一宮市民ではありませんが…
一宮にちょくちょく来ていて、一宮が好きだから、いいよね(笑)
折りながら考えていたのは…

「未来へ紡ぐ~PRAY to ORIZURU~」という名前のとおり…
イベントには、誰かを想う気持ちや自分の叶えたい願い、未来への願いなどがこめられています。
私も、いろんなことを想いながら一羽ずつつくりました。
新型コロナウイルスが流行しはじめて、私を取り巻く状況は一変。
しばらくオンラインでの社員インタビューをしたり、一宮の美味しいものを取り寄せて取材したりして。
昨年、このブログで取材したイベントも、今年は軒並み中止…
少しずつ、「Sketch」ブログがそういうみなさんの役に立てればいいな、と祈りながら。
先述したモルドバでも、新型コロナウイルスが流行しました。
モルドバだけでなく、現在ほとんどの国へ自由に旅行することが難しい状況。
また訪れて、お世話になった方々と話したり、折り鶴を折ったりして過ごしたい。
また自由にヨーロッパを旅したい。
そんな思いもこもってます。
折り鶴にのせる想いは人それぞれですが…
心がぎすぎすしていたり、なんか憂鬱だなーっと思ってたりするなら、
折り鶴、折ってみてください。
そして、一宮駅の観光協会など、指定の場所のBOXへお持ちください。