こんにちは!「Sketch」ブログ担当のライター、カジヤマシオリです!

先日、夏休みに入ったばかりの子どもたちでにぎわう一宮市三岸節子記念美術館へ行ってきました。

夏休みの三岸節子記念美術館は、楽しみがいっぱい!

館内をめぐってクイズ&スタンプラリーに挑戦したり、ペーパークラフトでアートツールをつくったりする「せっちゃんのおばけツアーズ ~Setsuko Meets the Ghost~」。

さっぽろからやってきた!『ぼく おばけのマール』絵本原画展」。

コレクション展「色彩画家のヨーロッパ紀行」。

子どもたちにまじって、私も楽しんできました!

クイズ&スタンプラリーに挑戦したあとは「おばけのマール」原画展へ。

おばけのマール」シリーズは2021年7月末現在で全11作が発売され、マールの生まれた札幌では有名な絵本ですが、一宮では知らない人のほうが多いかもしれません。

「おばけのマールとおかしなとけいだい」では、おばけの仲間たちと…!?

作中では好奇心旺盛なマールが札幌を舞台に、美術館や動物園に行ったり、オーケストラの演奏を聴いたりして。

そんなイキイキとしたマールの姿が身近に感じられるような原画展です。

そして最新作「おばけのマールとモーニングのあとで」は一宮が舞台なんです!

一宮を舞台にした11作目「モーニングのあとで」

「モーニングのあとで」の原画展示。

モーニングを食べながら、一宮でなにをしようかな?と考えをめぐらせるマールを、原画で見ることができます。

一宮が好きな人にはたまらない展示だと思います。

原画のもとになったラフ画など、制作の裏側がわかる展示も見どころですよ。

この絵本、絵を担当している札幌のイラストレーター・中井令さんが実際に一宮を訪れ、目の前の景色を見ながらその場で書いたラフ画をもとに作られました。

よく見ると、マールの足が…!?

真清田神社、

本町商店街、

ツインアーチ138…

一宮が好きならわかる場所ばかり、2日間かけてスケッチしてまわったそう。

ふたりで食べる大盛鉄板ナポリタンは、マールの暮らす円山を彷彿とさせる

絵本のなかで、カフェオレに砂糖をドバドバ入れるおばあさん。

へんなうたをうたいながらお散歩するおばあさん。

作中には「おばあさん」としかないけれど…

読んで「おばけのマール」原画展に行けば、わかるはず。

そう、あの人です。

たべちゃいたいくらい だいすきよ

マールが好きになる。会ってみたくなる。

そんな原画展でした。

企画展は撮影自由。マールと記念撮影する子どもたちもいましたよ。

マールモーニングを食べて盛り上げよう! #おばモ

#おばモ 投稿写真がぞくぞくと!

「おばけのマール」原画展の開催にあわせ、コラボ企画「マールモーニング」が開催されています!

以前ブログで取材した「オリーヴの木」さんの #おばモ。

一宮市の喫茶店を中心に、まあるいマールをモチーフにしたモーニングメニューを提供。

企画に賛同したお店のオリジナルメニューです。どこのお店のマールも個性的。

#おばモ の輪はどんどん広がり、マールの故郷・北海道のお店でも提供がスタート!

一宮市以外でもマールをモチーフにしたメニューが食べられます。

食べたあとはハッシュタグ「#おばモ」をつけて、インスタグラムにアップしてみてね。

私も食べに行きたい!!

三岸節子コレクション展(常設展)「色彩画家のヨーロッパ紀行」

企画展だけでなく、常設展「色彩画家のヨーロッパ紀行」も開催中(10月31日まで)。

三岸節子がヨーロッパ滞在時に描いた風景画を中心に、異国情緒を感じられる作品を展示しています。

たびたびフランスやイタリア、スペインの風景を描いた三岸節子。心情があらわれたような筆致に、色づかいが素敵でした。

今年の夏休みの三岸節子記念美術館は、親子で楽しめる「せっちゃんのおばけツアーズ」に、かわいい「おばけのマール」原画展と三岸節子コレクション展。

盛りだくさんです。同じおばけでも雰囲気が違うから、楽しめること間違いなし。

「せっちゃんのおばけツアーズ」と「おばけのマール」原画展は9月1日まで。夏休みが終わるまでに、一宮市三岸節子記念美術館へ!

一宮市三岸節子記念美術館

【住所】一宮市小信中島字郷南3147-1

【電話】0586-63-2892

【開館時間】9:00~17:00(入館は16:30まで)

【8~10月の休館日】

月曜日(8月9日、9月20日は開館)、8月10日、9月2~10日、21日、24日

【コレクション展・企画展の観覧料】

~9/1  一般:800円 高校・大学生:400円 中学生以下:無料

9/11~10/24 一般:1000円 高校・大学生:500円 中学生以下:無料

※「せっちゃんのおばけツアーズ」は参加無料・申し込み不要。常設展示室内に高校生以上が入場する場合は観覧料が別途必要です

【公式ホームページ】http://s-migishi.com/