こんにちは!「Sketch」ブログ担当のライター、カジヤマシオリです。
10月22日の夜から…
一宮駅前の銀座通りや本町商店街、その周辺でこんな取り組みが。
「まちなかウォーカブル社会実験 ストリートチャレンジ2021」
人々がおのおのの「やりたいこと」を実現できる、ワクワクするようなまちなかへ変えていくための社会実験です。
しかも、銀座通り・本町商店街という屋外で。開催にあたり、たくさんの人が「やりたいこと」を持ち寄り参加しています。一宮での取り組みは今回初。
イベントではなく、社会実験です。
「Sketch」ブログが取材した23・24日は一日中、いろいろな取り組みが開催されました!
この日の開催中、銀座通りや本町商店街は車両の通行止めです。車道も使い、広々としたスペースで開催されました。
両日ともにぎわっていて、ひさしぶりに一宮で活気を感じられる時間でした。
まずは23日のレポートからお届けします。「尾州」をあちこちで感じる1日でした。
23日、一宮駅東口に降り立ってみると…
まず、出迎えてくれたのは
「ションヘル織機」!!
尾州のカレントさんが手がけるストリートチャレンジ、
Twitterで話題になっていた、あのションヘル!
ションヘルとは…
ドイツのションヘル社が開発した織機のこと。
一宮市では、現在もこの機会を使って生産している工場があります。
一宮の繊維産業を昔から支えていた機械ですが、だんだんと数が減っているのも現状…
このションヘル織機でつくられた布は極上の触り心地です…!
ステッカーを買うくらい気になっていたションヘル。
(個人的にクラファンに参加し、パソコンの右上に貼ってます)
あれが銀座通りに設置され、職人さんの手によって動くという…!
がしょんがしょんと動くのは1日に数度。その時間を狙って、報道陣がたくさん集まっていました。
職人さんが調整したり、布がどんどん織られていったりする様子にも注目です。
繊維のメッカ・一宮でも、動いている様子を目にしたことがある人はなかなかいないのでは。
Twitterでこのプロジェクトにかける思いを追っていたのでなおさら感動でした。
23・24日が終わったあとも、一宮駅構内での展示が引き続き行われるとのことです。
そばでは、今や尾州名物の「尾州ロリィタ」展示や即売会など、一宮を感じられる要素盛りだくさんでした。
「ションヘル」ステッカーを買いたい人はこちら
ションヘル織機のそばでは、一宮市駅のちかくにあって
私もメンバーのコミュニティスペース「ハウスカパイッカ」が、
「ひつじのいる日常」と題して参加していました!
ブース内では、子どもたちがワークショップや受付をする「子ども商店」に
大人たちも楽しいワークショップを開催。
子どもたち、大活躍!子どもたちにとっても社会実験でしたね。
同じブース内では、真清田神社すぐそば「紬かけつぎ店」のかけつぎ体験。
短時間でかけつぎの奥の深さに触れられる体験です。
穴が見事に目立たなく、修復されていく様子にくぎ付け。
体験した大人の方からは「やってみたかった!」という声があったそうです。
また、超音波でビニールや化学素材を溶着する機械「キュッパ」の実演も!
超音波でほんとうにくっつくんです。ホッチキスみたい。
超音波だから熱くならないし、子どもから大人までハンドメイドにも使えそうですよね。
そして、みんなのアイドル「めーちゃん」「ちょこちゃん」!
2頭の人気はすさまじいですね。ずっと子どもから大人まで誰かに囲まれています。
そして、ずっと何か食べてました。むしゃむしゃ
お昼ごはんは、ハウスカパイッカのメンバーさんが出しているキッチンカー
「R&C coffee roastery」のホットドックとひつじカレー!
ひつじカレーはコクとうまみがしっかりしていておいしいです。
ホットドックのパンはもちもち。ごちそうさまでした。
毎週水曜日、ハウスカパイッカ朝宮でバランスボールの教室をしている、Bounceclub138ママさんの「まちなかバウンスパーク」もそばで。
バランスボール、楽しそう!身体にもよさそうですね。
オーダーメイドスーツの国島さんも来ていました!
遠目で見てもわかる素材の良質さ。手にふれるとうっとり。
こちらも、一宮で繊維業界を盛り上げる会社です。
夜は…
銀座通りで、尾州素材をまとったモデルさんによるファッションショー撮影も。
通行止めの銀座通りで、という素敵な響きです。この社会実験ならではだと思います。
モデルさんかっこよかった…!
23日、めいっぱいまちなかウォーカブルを満喫しました。
風がすごく強かったですね…そんななかでも行われた社会実験、紹介しきれなかったものを含め面白いものばかりでした。
もちろん、24日の社会実験の様子も見に行ってきましたので、後編で紹介します!