こんにちは!「Sketch」ブログ担当のライター、カジヤマシオリです。
前回に続いて、台湾製の工作機械をメインに販売する会社・エムワイテックさんを紹介します。
なんと、台湾製が専門の商社は日本でもごくわずかだそう!
金属をバリバリと削ったり、穴をあけたりと、なじみのなかった工作機械の世界に触れました。
しかも、2021年9月には一宮支店が誕生!
このタイミングで一宮支店ができた理由、気になります。
引き続き、営業を担当する田中利尚さんにお聞きしました!
エムワイテック一宮支店、誕生!
―ハウスカパイッカ新生の横に、一宮支店が誕生したんですね!おめでとうございます。
ありがとうございます。これまでは本社である江南市の社長自宅を拠点に仕事していましたが、一宮駅に近いハウスカパイッカ新生の横に事務所をつくりました。
―一宮支店の誕生には、何か理由があるんでしょうか。
近々公式サイトをリニューアルする予定なのですが、自宅公開だと取引の面でいろいろ不都合があって。これならハウスカパイッカ新生で打ち合わせもできますし、台湾出張を考えると駅が近いほうが便利!事務作業もしやすいですしね。一宮にも工作機械を必要とする企業は多いと思います。ここを拠点に、積極的に提案やサポートを行っていきたいです。
台湾に行けない
―ますます一宮での活躍を期待しちゃいます。でも、今は台湾に行くの、難しくないですか?
実はそうなんですよ…これまで月に2回は出張していましたが、2019年12月を最後に行けていません。
―台湾に行けないと、どんなデメリットがありますか。
台湾にあるメーカーへお客様を連れていけないことです。複雑な構造の工作機械は、実際に動いている様子を見せないと採用につながらないことも。現地とのやりとりはオンラインで続けていますが、やはり行けないのは厳しいです。
―行けないことで、ほかに変化はありましたか?
機械そのものよりも、周辺機器(付属機器や部品)の売上が増えましたね。2020年の売上はコロナの影響を受けましたが、なんとか2021年は持ち直した印象です。終息を見越した新規の問い合わせは増えているので、本当に終息を祈るばかりです。
エムワイテックの今後
ー最後に、エムワイテックとして目指す未来を紹介してください。
輸入ビジネスにおいては、自社内でもアフターメンテナンスができるようにしたいです。そういった人材の採用も視野にいれています。
今後は販売だけでなく、ショールーム兼機械加工メーカーを立ち上げることが目標です。ショールームがあれば、台湾へ行かなくとも工作機械が動く様子を見られます。輸出ビジネスにおいては、台湾への日本製品販売も強化したいです。
一宮支店にとどまらず、ゆくゆくは台湾支社を設立しようと思っています。台湾支社を起点に、台湾製品を日本だけでなくさまざまな国へも販売していきたいですね!
性能のよい工作機械や設備を、コストパフォーマンスよく導入したい企業様の力になりたいです。
エムワイテック株式会社
設立:2005年3月
所在地:愛知県一宮市新生3丁目6-30 102
電話番号:0587-86-2065
営業時間:9:00~18:00 (平日)
関係会社:株式会社TGM
事業内容:工作機械を中心とする機械や周辺機器の輸出入販売。
公式サイト:
http://mytc.co.jp/company.html
取材後記(カジヤマ)
実は、プライベートでいつもお世話になっている田中さん。ですが、仕事のことはあまりお聞きしたことがありませんでした。
インタビューしてみると、質のよい台湾製の工作機械を日本でもっと使ってもらえるよう、奔走する熱意が伝わりました。ショールーム兼機械加工メーカー、そして台湾支社の立ち上げ、非常に楽しみです!
公式インスタには、取り扱う工作機械がたくさん紹介されています。
「こんな工作機械が必要だった!」というものがあるかもしれません。ぜひチェックを!