こんにちは。「Sketch」ブログ担当のライター、カジヤマシオリです。
12月のはじめ、私が平安会館イベントを取材した帰りのこと。
平安会館 一宮斎場「リニューアルオープン祭」レポート(後編)
駅前はイルミネーションで彩られ、家族連れやカップルでにぎわっていました。
そういえば、まだ一宮駅前をひとりで歩いたことがなかったな。
取材先に向かう途中、それとなくバスや車で通りすぎるだけ。時間もあるし、散策してみよう。
そう、今冬いちばんの冷え込みを体感しながら、イルミネーションきらめく一宮駅前のクリスマスムードをひとり満喫しました。
尾張一宮駅前のイルミネーション
まずは、一宮駅前のイルミネーションを楽しむことに。
木に水色のイルミネーションがぶら下がっていて、幻想的です。
駅ビル自体も、冬気分いっぱいのよそおいに。
このイルミネーションの、いちばんの撮影スポットといえばこれ。大きなおほしさまがポップな撮影ブースです。星を囲むようにして、ロマンチックなイルミネーションを飾っています。
星のオブジェの中には、座ってポーズを撮れるスペースが。インスタ映え狙いの女子でワイワイしてました。
一宮駅前のイルミネーションは、まだまだ続きます。
もう少しこの夜を手放したくなくて、一宮駅前の大通りをゆっくり歩いてみることにしました。
土曜日の夜、たくさんの車が行き交う大通り。
大通り沿いにも、もちろんイルミネーションが。
環状交差点の中心には、大きなイルミネーション。交差点の中心部分、丸ごとです。
その周りを、車がスピードを出してぐるぐる…昼間には見られない表情です。
一宮駅前の一帯が、こうやってイルミネーションできらめいていました。
そういえば、何度か通り過ぎたことのある真清田神社も、ここから歩いていける距離に。
いつも見かけるのは昼だけど、夜ってどんな表情なの?
せっかくだし、足を伸ばしてみました。
夜の真清田神社へ
日がすっかりと暮れた、真清田神社の入り口へ。
さすがに誰もいませんでしたが、ほんのりと灯りがついていました。
まだ参拝に来たことがないので、また日を改めて。取材がうまくゆきますように、と願掛けしに行こうと誓いました。
実は、真清田神社を「ますみだ」と読むことすらも知らなかった1ヵ月前。
今は、一宮のあちこちへ取材で行くようになりました。
取材を通して、少しは一宮のことを知れているのかも。
もうそろそろ、夜の散策をお開きにしようと思っていたところ…
人気のない真清田神社の鳥居の脇で、賑わうお店を発見。
まだ帰りたくない…。
真清田神社すぐそば、カフェ・バー「TREMORO」へ
ドアを開けると、陽気な音楽と賑やかな雰囲気が出迎えました。
案内されるまま、カウンター席に座る。初めて立ち寄るお店に、ちょっぴり緊張。
とりあえずと注文したのは、お店自慢のアボカドの刺身と、店員さんいちおしの「アンカークリスマスエール2018」。
まろやかなアボカドを、刺身でいただくという贅沢。
黒ビールに近いような味わいのエールビールも、取材で疲れた身体にしみわたります。クリスマス限定の、ちょっと特別なビール。
ひとりエールビールでクリスマス気分を満喫していると…
隣に座っていた、知らない男性に話しかけられました。
「初めて来たの?」と。ええ、名古屋から取材帰りに立ち寄ったんですと伝えれば、そこから話に花が咲きます。
この方、生まれも育ちも一宮で、すでに孫が3人もいるんだとか。「TREMORO」には1年以上前から通っているそうです。
それに対して、私は一宮のことをぜんぜん知らない。
まだ、両手で数えきれるくらいしか訪れたことがない。
素直に、一宮のことをもっと知りたいと伝えると「テキトーでおもろいよ。ほどよく田舎だし。好きだから、一宮に家を建ててずっと暮らしてるんだよ」と教えてくれました。
なるほど。私はまだ「テキトーでおもろい」のイメージができません。
これから一宮で取材を重ねれば、いろんなことがわかって、「テキトーでおもろい」部分も見えてくるのかもしれません。
そのあとも、一宮の面白いお店をたくさん教えてもらいましたが、酔いがまわって何も思い出せません。
だけど、お店を出るときには「これからも一宮にちょくちょく来て、一宮を好きになってね」と声をかけられたのは覚えています。また「TREMORO」に来れば、一宮の面白いもの、教えてもらえるかな。
ほろよい気分で、歩いて一宮駅前に戻ってくると…
ふたたび、イルミネーションに出迎えられました。
私の2018年の一宮での取材は、ここでおしまい。
2019年以降もイルミネーションは続くということで、またふらっとお散歩しに来よう。
2019年も、また一宮でたくさん取材ができますように。