こんにちは!「Sketch」ブログ担当のライター、カジヤマシオリです。
新型コロナウイルスの影響を受け、今までとは異なる生活様式を実践していくよう求められる今。
イベントやお店も、安心できるように工夫して再開しているところをよく見かけるようになったような。
取材終わりにこっそりと立ち寄るのが楽しみだった「com-cafe三八屋」(以下三八屋)もそのひとつです。
3月~6月1日の休業後、お客さん同士の距離をしっかりととり、営業時間の短縮と客席を減らして再開しました。
再開後まもなく、実験的な「ぼっけさんとともに」を開催。あの一宮ブルワリーのビールも飲めると聞き、これはもう行くしかない!
開放感のある屋外「38ヤード」で夜風にあたりながら、石窯ピッツア移動販売車の「ボッケーノ」さんのピッツアと、一宮ブルワリーのビールをいただく。もう、たまらないです。
距離をあけつつも、ほかのお客さんとの交流も楽しくて、これが三八屋の醍醐味だなあとしみじみ。
「ぼっけさんとともに」を企画した、NPO法人志民連いちのみや理事長の星野さん。
これからも、三八屋でイベントやコミュニティを続けていくこと。新しい取り組みを始めること。たき火を囲んで、ざっくばらんにお話を伺いました。
「ぼっけさんとともに」開催にあたって
以前から楽しいイベントが盛りだくさんだった三八屋。そのイベントのひとつに、毎月第3月曜日開催の「ヤミイチ」がありました。何かやってみたいことのある人に、380円または売上の13.8%とひきかえにお店のテーブル1つ分のスペースを提供する試みです。
しばらく続けていたものの「方向性が出ないな…」と感じた星野さんその矢先、三八屋も新型コロナウイルスを鑑みて休業。今までと同じ環境で続けるのは難しいから、どうしようか?と考えました。
「コロナとともに」にかけて「ぼっけさんとともに」という企画をはじめ、実験的な方法で再開することに。もちろん、しっかりお客さん同士の距離をとって、換気して…
それでも、私が良いなあと思っていた三八屋の雰囲気は失われていなかったような気がします。
肩ひじ張らずゆったりと過ごせる場所…
存続していくこと。
2020年は杜の宮市も七夕祭りも中止になりました。人のあたたかさを感じられて、笑顔になれるイベントだったけど、この状況じゃ仕方ない。
ほかにも大きなイベントの中止・延期が次々に発表されました。
とくに杜の宮市は、1日で4万人近くの人出があったイベントです。すばらしいイベントだったけど、今後も同じ形式で続けるのは状況にそぐわない。
ということで、カタチを変えて存続させることはできないか?と模索しています。
たとえばですが、毎月開催にして来場者は約3000人までと決め、会場も今までよりも広くとっておく。
人もいちどにたくさんは集まれないし、大きな収益は期待できなくても、続けていくことに重きを置いたアイデアです。
ZOOM飲み会も楽しいけど、やっぱりリアルで会って息遣いや熱を感じられるのにはかなわないよなあ…と話していた星野さん。
いまオンラインでの取り組みも増えているけど、状況にあわせて存続させていく取り組みもあってほしいなあ…
「○○とともに」のようなイベントも、今後ゆるやかに、実験的に行われていくようです。
今すぐには難しくても、また取材終わりにふらっと立ち寄れるような日が来ますように。
com-cafe三八屋
住所:一宮市本町4丁目1番9号
電話番号:0586-27-4838
営業時間:18:00~21:00(火・水・木)、13:00~21:00(土日)
再開後も営業時間を短縮中。次のイベント開催や、詳細はホームページで。
ホームページ:http://38ya.org/