こんにちは。「Sketch」ブログ担当のライター、カジヤマシオリです。
さて、前回に引き続いて令和元年10月20日に、一宮市萩原町の萩原商店街にて行われた「第15回素人チンドン祭り」。
私も「Sketch」ブログで紹介するために、見に行ってきました。
素人とはいえど、見ているだけで幸せをもらえそうな(そういった言い伝えはないけど)パフォーマンスの連続!やっぱりチンドン屋さんを見てると楽しいです。

中央ステージでのチンドンパフォーマンス
小道具や楽器をうまく使い、楽しませてくれたコンクールは12:00前に終了。
コンクールの後は、商店街に3カ所あるステージでのパフォーマンスを楽しみました。エイサーやよさこい、ダンスやバンドなどなど、こちらもアツいパフォーマンスが続きました。
足を止めて思わず見入ってしまうものばかり。

また、通りのあちこちでもパフォーマンスのパレードが行われていました。阿波踊りのパレードはやっぱり大迫力!
(タイミングが悪かったのか、パレードするチンドン屋さんとは出会えず…残念)
お祭りムードの商店街を後にし、私が向かったのは名鉄妙興寺駅すぐそばの一宮市博物館。
萩原の町で生まれ、そこで亡くなった詩人・佐藤一英の特別展をやっているというので、授賞式まで見学しようと思ったのです。
(5月に「全国選抜チンドン祭り」を取材したとき、佐藤一英の功績や彼の蔵書を展示する郷土資料館を見学していたのもあり)
そのことはまた(機会があれば)別の記事で触れるとして、
待ちに待ったチンドンコンクール授賞式の時間がやって来ました!

ああ、そういえばこのグループはあんなパフォーマンスしてたっけな…と私も回想しながら。

受賞の発表や報告の時間も、他のグループが鐘やラッパで盛り上げる
「一宮ケーブルテレビ賞」「奮闘賞」「実行委員会賞」などすべての参加グループに賞が用意されていましたが、注目は準優勝にあたる一宮市議会議長賞、優勝にあたる一宮市長賞の発表です。
準優勝にあたる一宮市議会長賞を受賞したのは、兵庫の「神大モダンドンチキ『チーム月(ムーン)』」!

前編でも写真で紹介した、文豪を主人公においしいお酒を扱う「ワイン&ギフト なかの」を紹介したグループです。
たしかにパフォーマンスのあと、審査員からも「上手かったなあ…」と声が上がるほどでした。おめでとうございます!
そして、優勝にあたる一宮市長賞を受賞したのは…
滋賀の「きゃすけっつ」でした!

カラフルな衣装、白塗りでド派手なメイクもさることながら、
ステージではゆかいな口上と演奏で盛り上げました。
他のグループからもあたたかい拍手が送られました。おめでとうございます!

ユニークな口上と、ゆかいなキャラで拍手喝采だった「はぎわらチンドン隊」
授賞式のあと、「理事長賞」の賞状を持って、快く撮影に応じてくれました。とってもかっこよかったです!
地元のチームということもあり、今後の活躍も気になります。
第15回素人チンドン祭りに行ってみて

「素人」とはいえ…チンドンを愛するのはどの参加グループもおなじ。チンドンにかけるアツい想いが伝わってきました。
まだ結成してから数年のグループから、かれこれ10回以上参加しているグループまで、
年齢も性別も楽器も格好も問わず、萩原商店街を派手に盛り上げていました。
やっぱり見ているだけで楽しかったし、
「今までチンドン屋さんを見たことがないの…」というのはとてももったいない!
(私も5月の「全国選抜チンドン祭り」まではそうでしたが)
来年、開催された際にはぜひ行ってみてください。
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