こんにちは!「Sketch」ブログ担当のライター、カジヤマシオリです。

2021年で、一宮市は市政施行100周年!

いちのみや市100周年のTwitter公式アカウントでは、

100周年までカウントダウンしながら、

「一宮の○○がいちばんだいすき!!」

と一般の方々にきいた一宮市の好きなところを紹介中。

私もあやかって、前回「モーニング」への好きをあふれさせてみました。ふふ

ほんと、たくさんのお店でモーニングを楽しんだんだなあ…

(しみじみ)

一宮、好きなところいっぱいあります。

モーニングの次に思いついたのは、のこぎり屋根

一宮の街で見かける「のこぎり屋根」の風景が好きなんですよね~。

尾西線の終点、玉ノ井エリアにいっぱいあるんですね!行ってみよう今度…

このブログで紹介した記事を振り返りながら、紹介してみます。

一宮の「のこぎり屋根」がいちばんだいすき!!

外からみるとぎざぎざ、のこぎりの刃のような見た目をした屋根のこと。

画像はイメージですが、このギザギザが屋根のフォルムに

個性的だと思います。私の地元ではまず見かけません。

一宮の街では、そんなのこぎり屋根の風景があります。

なぜのこぎり屋根の風景が好きなのか…

きっとですが、のこぎり屋根をした繊維工場が、一宮の繊維産業を支えてきたからかもしれません。この屋根の形、自然光を効率よく取り入れられるので、細かい作業や色の見極めが必要な繊維工場でよくみられます。

雨ときどきくもりの日にのこぎり屋根の下で取材があったときのこと。天気が悪いどころか、ちゃんと外から光が入ってきていて明るい雰囲気でしたよ。

天井の高いのこぎり屋根の下、昔ながらの大きな機械がガシャンゴションと音をたて、織りなす風景。

実物は動画でしか見たことないのですが、想像してみるとわくわくしませんか?

それと、今では減ってきている風景だから。

老朽化もあるし、昔ほど繊維業がさかんではなくなったから、のこぎり屋根の工場も減っています。大中環境でものこぎり屋根の解体をしたことがあるのではないでしょうか…?

個人的には、名鉄尾西線にゆられているとき、窓から見えるのこぎり屋根。一宮駅から西側って、ふるーい工場ののこぎり屋根が残っているエリアが多いイメージです。まあ、東側をゆく尾東線がないからかもしれませんが(笑)

のこぎり屋根の活用

だんだん少なくなっているのこぎり屋根、

「ユニークでおもしろい!」

「レトロでかっこいい!」

と保存・活用される例もあります。

一宮にもありました。新木曽川駅の近く、レンタルスペース「つくる。」さんです。

のこぎり屋根の元織物工場と日本家屋を改装し、モノつくりやイベントの場に。

毎月第2日曜開催の朝市、楽しかったな…

のこぎり屋根の建物は天井が高く、内側から見てもぎざぎざが分かる構造。

ぬくもりのある、広々とした空間。

どんな活用をしようか?とイメージがふくらみました。

「つくる。」さんの周辺には、他にものこぎり屋根の建物が。

しっかり活用され、のこぎり屋根の風景が残るのはいいことだと思います。

あの美術館にも、のこぎり屋根

古くからあるのこぎり屋根だけじゃなくて、新しくできたのこぎり屋根も好きです。

3年前くらいに取材した「三岸節子記念美術館」。ここものこぎり屋根の建物です。

画家三岸節子の地元・一宮に残るのこぎり屋根がモチーフに。ロビーは天井が高く、ほどよく光が入ってきてあたたかい雰囲気でした。のこぎり屋根、やはり理にかなった構造なんですね。

のこぎり屋根と赤レンガの壁の組み合わせ、おしゃれです。

三岸節子作品はもちろん好きですが、この建物のデザインも好きです。

一宮の風景、のこぎり屋根

のこぎり屋根、ユニークで個性的で、一宮に残る昔ながらな風景のひとつだと思います。

素敵な一宮の風景です。

だから、一宮の「のこぎり屋根」がいちばんだいすき!!

一宮に残るのこぎり屋根探訪、なんてやってみたい。

通勤や通学の途中にも、のこぎり屋根、あるかもしれませんよ。